著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

デンタルフロスは歯周病予防にならない?

公開日: 更新日:

 日本でも話題になっていると聞きますが、AP通信がスクープした記事「デンタルフロスの効果に根拠なし」が波紋を呼んでいます。

「デンタルフロスは歯垢(しこう)を取り除き、歯周病を予防する」と推奨する米社会保険福祉省に対し、その理由を裏付ける調査結果の情報公開を求めたところ、調査自体がなされていなかったというのです。

 そこでAP通信が独自に民間の調査結果を集めました。すると、効果をはっきりと証明するだけの強力な証拠は見つからなかったのです。一方、取材とほぼ同時に、「デンタルフロス」が連邦政府の食事指針から姿を消したことも、クレームの正当性を裏付けるものと指摘しています。

 これが報道され大騒ぎになったのは無理もありません。なぜなら、米国人にとって、歯磨き時のフロッシングは、歯周病の効果的な予防策として常識になっているからです。

 そもそもいつからデンタルフロスが普及したのか? この興味深い記事を出したのはタイム誌です。当初は絹糸だったデンタルフロスが発明されたのは、19世紀初め。その100年後にはすでに米国人の日常になっていたといいます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る