激しい運動が負担になる スポーツマン心臓に気をつけろ

公開日: 更新日:

都内の60代循環器科医師

 来月末の東京マラソンへ参加する人たちでしょうか? 最近、朝晩、寒い中を走っている姿を見かけます。

 中高年が体を動かすのはいいことですが、アスリート並みに激しい運動を続けるのは考えものです。激しい運動で心臓に負荷をかけ続けると、心臓の筋肉である心筋が厚くなり、心臓への負担がますます大きくなるからです。

 これは「スポーツマン心臓」と呼ばれるものです。心臓自体が大きくなった上で、心筋が厚くなるのであれば問題ありません。心臓の大きさは変わらず、心臓の筋肉だけが厚く重くなれば、拍動するたびに心臓の厚くて重い筋肉を動かさなければなりません。心臓への負担が大きくなるのは当たり前です。

「一生の心拍総数は決まっていて、この回数次第で寿命が長くなり、短くなる」との俗説があります。

 これはある程度は正しいと言えます。スポーツで心臓の筋肉が厚く重くなれば、心臓の老化が進むのは確かですから。

 では肥厚を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか? それには激しい運動をして心臓に過度な負担をかけないことに尽きます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰