著者のコラム一覧
柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

ココア vs ロイヤルミルクティー

公開日: 更新日:

  疲れていると、甘いものが欲しくなります。喫茶店やコーヒーショップでいつもはコーヒーを頼むのに、温かくて甘いドリンクに手が伸びてしまった時、濃厚なココアとミルクたっぷりのロイヤルミルクティーでは、どちらがよいでしょうか。

 ココアの原料であるカカオは、ポリフェノールが豊富。テオブロミンと呼ばれる成分にはリラックス効果が期待でき、脳を活性化して集中力や記憶力を高める働きがあります。だからこそ、仕事中の休憩にぴったり……のような気がしますが、ココアを頼むと、脂質たっぷりのホイップクリームが追加されているお店がほとんどなのです。

 また、ココアといってもチョコレートシロップを温めたものや、砂糖が入ったココアパウダーにホットミルクを合わせるお店も多く、知らず知らずのうちに糖分やカロリーを過剰に取ってしまいがちです。

 それに比べ、ロイヤルミルクティーは煮出した紅茶にホットミルクを合わせていることが多いので、自分で砂糖を入れなければ安心です。

 紅茶に含まれるカフェインには疲労回復、紅茶ポリフェノールには血圧上昇を抑える働きがあるなど、イラッときているサラリーマンの気持ちを静めるのにもぴったり。

 ただ、疲れた時の休憩中くらい好きなものを飲みたい……という気持ちも分かります。そんな時は「砂糖控えめ」「生クリームのトッピングなし」「低脂肪牛乳にチェンジ」など、できる努力をしていきたいですね。

【連載】健康ポイント どっちが勝ち?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意