著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

前立腺がん 70代は200人に1人が罹患するが手術率は27%

公開日: 更新日:

 前立腺がん手術は「開腹」「腹腔鏡」「ミニマム」の3種類が用意されています。

 開腹手術がもっとも多いのですが、臍下から恥骨までを縦真一文字に切り開くという、かなり“豪快”な手術になります。また周辺にがんが広がっている場合は、肛門付近をザックリと切り開く術式も取られますが、今回は開腹手術でまとめてあります。

 腹腔鏡手術は下腹部に2センチほどの切れ込みを数カ所つくり、そこからビデオカメラと手術器具を挿入する方法。開腹手術と比べて患者への負担が格段に軽くなります。熟練の技が必要とされているため、件数はかなり少なめです。しかし最近、手術支援ロボットを使った腹腔鏡手術が健康保険扱いになるなど、注目を集めているところです。

 ミニマム手術(ミニマム創手術)は開腹手術と腹腔鏡手術を足して割ったような方法です。下腹部を数センチだけ切開し、そこから内視鏡や腹腔鏡を挿入して前立腺を切り取ります。腹腔鏡手術よりもやりやすく、開腹手術よりも創が小さいという利点が挙げられます。〈表〉に各年齢の患者数、手術数、死亡数をまとめました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る