著者のコラム一覧
笹川伸雄

ジャーナリスト。1946年、宮城県生まれ。医、食、健康のジャンルを得意とし、著書に「妙薬探訪」(徳間文庫)など

退院3カ月が経過 ステージⅣ“進行がん”に進行の兆しなし

公開日: 更新日:

 自己の免疫力・代謝力を高めれば、がんは克服できる。そして、これこそが“がん”を克服する最良の方法であり、生きるクオリティー(QOL)を維持できる唯一の方法だ。だから私は一切の治療を断り、普段通りの生活を続けている。

 治療を受けなかった私ですら、1週間の入院で体重、筋力、基礎代謝量とも大幅に落ちた。もし私が医師の提案した治療を受け入れていたら、今頃は病院のベッドで毎日“過酷ながん治療”と闘っていた。入院だけでも落ちた体力は、過酷な治療でどれだけ落ちるのか。落ちた体力でがんは克服できない。

 取った細胞組織から、がんが見つかった。転移も複数箇所で見つかっている。医師のひとりは私が明日にでも意識をなくして倒れる可能性を強調。こうまで言って治療を“強要”した。

「治療を断り家に帰り、進行してひどくなって倒れたりしても、引き受けるところはどこもありません。ホスピスでも引き受けませんよ」

 こうも言った。

「頚部の腫れはがんの転移なので、大きくなることはあっても小さくならない。すぐに栄養が取れなくなる。そのときのためにまず胃ろう(※)をしましょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束