がんゲノム医療は日本人のデータベース構築が急務だ

公開日: 更新日:

「最も研究が進んでいるBRCA2遺伝子ですら今回同定した半分以上が新規で、他の遺伝子でも約2割程度しか登録されていませんでした。TP53遺伝子については、海外では100倍のリスクとされていますが、日本人では8.5倍と推定されました」

 ただし、がんの遺伝子検査の普及には一方で、遺伝情報に基づく差別を禁じる法整備も必要。ゲノム医療を慎重に進めていくためにも、しっかりとした日本人独自のデータベースの構築が重要になる。他のがんでも日本人の病的バリアントのデータベースの構築を広げていきたいという。

▽2003年東京大学農学部卒後、東京大学大学院農学生命科学研究科修了(博士・獣医学)。ベルギー・リエージュ大学研究員、その間、日本学術振興会特別研究員・海外特別研究員を経て、12年から理化学研究所所属。15年現職。18年から横浜市立大学大学院客員教授を兼務。〈所属学会〉日本人類遺伝学会、日本獣医学会

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  4. 4

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  5. 5

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  1. 6

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  2. 7

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  3. 8

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  4. 9

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  5. 10

    本田圭佑がサッカーW杯解説で「独り勝ち」 テレビ&CM争奪戦ボッ発で“ワリを食った”あの人