マラソンで命落とすことも…ランナーの事故と対策を知る

公開日: 更新日:

 心筋トロポニンとは心筋由来のタンパクで、血液中に増えると「心筋破壊」か「これを代謝する腎臓機能低下」が疑われる。

マラソンをすると心拍数増加や血圧上昇などで心機能が落ち、心不全や不整脈が起きることがあります。もともと心疾患がある人に多いものの、高齢者や糖尿病など生活習慣病のある人では症状がなくても心臓予備力が落ちているので注意が必要です」(東丸医師)

 まして大会は普段と違うストレスがかかる。

「生活習慣病のある人、40歳以上で血圧130/80㎜Hg≧、あるいは45歳以上の男性や、50歳以上の女性は、心電図、負荷心電図、心エコー検査、軽度動脈超音波検査を受けて虚血性心疾患、弁膜症心筋症、不整脈などの心疾患や脳動脈硬化がないことを確認しましょう。高血圧の人は治療を受けて血圧コントロールをしてもらう必要があります。65歳以上の高齢者は頭部MRIやMRAで脳梗塞や脳動脈瘤の有無をチェックするのも忘れずに」(東丸医師)

 腎臓が気になる人は脱水に注意し、レース前後は水分を多めにとる。マラソン後は一時的に腎機能が低下するため、むちゃな飲食は控えることだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る