【目】40代半ばになったら老視対策を考えた方がいい

公開日: 更新日:

 目の乾きが慢性化するドライアイになっても目が疲れるが、梶田院長は逆に「疲れ目がドライアイを引き起こしている」と指摘する。

「ドライアイで最も多い涙の質に異常があるタイプには、自律神経が関係しています。目は近くにピントを合わせるときは副交感神経が優位になり、遠くを見るときは交感神経が優位に働きます。それで副交感神経優位の疲れが続くと、涙が蒸発しやすいサラサラ涙に変わるのです。遠近両用の眼鏡やコンタクトレンズで目を疲れないようにして、副交感神経をあまり刺激しないようにすると正常の涙に戻ります」

 重いドライアイでは、涙の出口を“涙点プラグ”という栓で塞ぐ治療法がある。その場合でも、適正な眼鏡やコンタクトレンズを処方することで涙点プラグが必要でなくなる患者が、これまでも何人もいるという。

 眼鏡は、今は一つで「遠中近」のすべてをカバーできるのが一般的。レンズは、度数の勾配が滑らかな、ここ2~3年に発売された新しいデザインのレンズを選んだ方がいい。できれば、両目で3万~4万円くらいの費用(フレームは別)はかけてもらいたいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった