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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

抗生物質の処方4割が不適切「薬剤耐性菌」による死亡原因に

公開日: 更新日:

 CDC(米疾病対策センター)によれば、米国ではスーパーバグと呼ばれる薬剤耐性菌は、1年間に280万人もの米国人に感染し、そのうち3万5000人が亡くなっています。WHO(世界保健機関)は、「薬剤耐性菌はエボラやインフルエンザ、気候変動による大気汚染などと並び、グローバルヘルスを脅かす10の要素の一つ」として挙げています。

 オレゴン州立大学の調査リーダーは、この数字が正確な実態を表すものかはまだ分からないとしながらも、「抗生物質が風邪などのウイルスに感染している患者の気分を良くするものだと勘違いされているのではないか」と指摘しています。

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