定年後の便秘はよく動いてよく食べることで改善できる

公開日: 更新日:

「恥ずかしながら、最近便秘がひどいんです」

 こう話すのは、61歳の東京都在住の男性。昨年まで現役バリバリで働いていた。仕事、仕事の約40年だったので、定年退職後は「妻孝行」でもしてやるかと密かにもくろんでいたが、残念ながら妻からは「あなたは勝手にやってください。私は忙しいんです」とバッサリ。

 趣味仲間と旅行や食べ歩きに忙しく出歩いている妻を横目に、ひとり家でテレビを見たり、新聞を読んだり。「やることがなくてつまらない」と退屈する日々の中で浮上してきた体の悩みが、便秘なのだという。

「以前は毎日スルッと出ていた。近頃は3日に1回出ればいいところ。体に悪いんじゃないでしょうか?」

 国際医療福祉大学熱海病院検査部部長の〆谷直人氏によれば、便秘の定義は「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」。ただ、3日間便が出ないから「便秘なので治療した方がいい」となるのではなく、本人がお腹が張った感じがあったり、腹痛があったりなど苦しんでいるかどうかが、治療するかどうかの分かれ目になるようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景