著者のコラム一覧
佐々木常雄東京都立駒込病院名誉院長

東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。1945年、山形県天童市生まれ。弘前大学医学部卒。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、75年から都立駒込病院化学療法科に勤務。08年から12年まで同院長。がん専門医として、2万人以上に抗がん剤治療を行い、2000人以上の最期をみとってきた。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問などを務める。

「爪が黄色い」患者さんを検査すると肺に胸水が見つかった

公開日: 更新日:

 下肢に少しむくみがある程度で、ほかに体表には異常なし。3年ほど前に肺炎の既往があり、少し息切れがするとのことでしたが、酸素飽和度は96%とこちらも問題ありませんでした。

 聴診の後、胸部X線写真検査を行ったところ、左右の肺に胸水を認めました。特に右が多く、すぐに胸部CT検査となりました。結果は、肺線維症があり、肺結核、肺がんは否定的でした。がんによる胸水(がん性胸膜炎)ではありませんでした。

 結局、とてもまれな病気ですが「黄色爪症候群」と診断しました。原因はリンパ系のトラブルではないかと考えられていますが、胸水と黄色い爪の関係は分かっていません。それでも、胸水がコントロールされると黄色い爪の色は良くなるのです。この女性は定期的に呼吸器内科で診てもらうことにしました。

 3カ月経って、呼吸器内科を受診した後、その女性が私のところに寄ってくれました。爪の色は変わっていませんでしたが、体調は良好で元気でした。

■抗がん剤の副作用で爪が変色することも

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

おすすめ求人情報

20-50代活躍中/在宅介護サービスの介護職/東京都大田区/月給210000円
東京都大田区の在宅介護サービス 東京都 大田区 契約社員
月給21万円~26万円
医療系サービスのNext.js/TypeScriptで作るフロントエンドエンジニア募集/フルリモート
株式会社D-code 東京都 墨田区 業務委託
月給65万円~75万円
Sponsored by 求人ボックス