健康維持で大切なポイントは3つに集約される
長らく続いている新型コロナ禍は健康にも経済にも社会に大きなダメージを与えています。「ニューノーマル」という言葉もできるくらい社会には“新しい常識”が浸透し、人々の考え方や文化が激変しています。マスク着用が当たり前という考えは新たな文化と呼べるのではないでしょうか。
いまは外出頻度が低くなっていますが、「できることなら行きたくないが、必要に応じてできる限り早く行かなくてはいけない場所」の代名詞といえば、病院、歯科医院、薬局といった医療機関でしょう。コロナ禍で患者数が格段に減ったとはいえ、1日の平均患者数や外来(通院)患者数は100万人を超えていて、いかに医療機関を受診する人が多いかという数字の大きさに驚かされます。
多くの人が健康であるべきだが、一方で患者数が減れば病院経営が成り立たない……そんなジレンマがあるのは事実です。ただ、国の医療財政的にも、ヒトが本質的に健康でありたいと思う感情論的にも、やはり健康であろうとすることは大切です。それはニューノーマル社会においても変わらないか、むしろ健康志向が高まる文化になってきているようにさえ感じます。