著者のコラム一覧
松生恒夫医学博士

昭和30(1955)年、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。近刊「ビートルズの食卓」(グスコー出版)のほか「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社)、「寿命をのばしたかったら『便秘』を改善しなさい!」(海竜社)など著書多数。

そして、ポールとリンダ夫妻は本格的な菜食主義を選んだ

公開日: 更新日:

 2020年12月、新アルバム「マッカートニーⅢ」がリリースされました。ポール・マッカートニーは、ロックダウン下の英国でもそのエネルギッシュな活動ぶりは健在のようです。

 1968年、すでに菜食主義を始めていたジョージ・ハリスンの影響で、ポールが菜食主義にトライしたことはありました。本格的な菜食主義者になったのは、最初の妻であるリンダと結婚してからのことです。ポールはビートルズ解散後、今は亡きリンダとの結婚を機に、一家でスコットランドの農場に移り住みました。

 それまでロンドンで生活を送ったポールと、ニューヨーカーだったリンダといういわば2人の都市型生活者が、なぜカントリーライフを始めたのでしょうか。想像の域を出ませんが、それまでの生活、ビートルズのメンバーとの軋轢に身も心も疲れ果ててしまっていたのかもしれません。

 リンダ・マッカートニーの著書「リンダ・マッカートニーの地球と私のベジタリアン料理」(文化出版局刊)の中に、ポールとリンダが菜食主義に傾いていった理由がつづられています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ