お酒で酔いやすくなった…病気が隠れている可能性はある?

公開日: 更新日:

 胃や腸の消化器機能が低下しているときにも、お酒が弱くなります。お酒を飲むと、よく下痢をする、お腹が痛むといった症状が伴うときは、胃や腸の炎症や潰瘍が疑われます。

 また、めまい、ろれつが回りにくくなる、左手のしびれなどが伴う場合は、脳血管疾患の前兆かもしれません。アルコールが、脳の視床下部から分泌されている抗利尿ホルモンの働きを抑えてしまい、頻尿の症状をもたらします。それによって脱水症状になり脳の血流が滞る。脳に酸素が行き渡らなくなれば、脳梗塞といった脳血管疾患を発症します。

 ただし、こうした病気が隠れていても、ほとんどの方は「飲み過ぎただけ」と見逃してしまいがちです。お酒に弱くなったと感じると同時に、何か他の症状も加わるようなときは一度、医療機関を受診し、血液検査や肝臓のエコー検査を受けることをおすすめします。

▽工藤孝文(くどう・たかふみ) 内科医・糖尿病内科医・漢方医。福岡県みやま市出身。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在は、自身のクリニック「工藤内科」で地域医療に力を注いでいる。さまざまな医療現場で活躍するスーパードクターたちが出演の公式YouTubeチャンネル「SuperDoctors -名医のいる相談室-」でも解説します。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網