著者のコラム一覧
松生恒夫医学博士

昭和30(1955)年、東京都出身。松生クリニック院長、医学博士。東京慈恵会医科大学卒。日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを診療に取り入れ、治療効果を上げている。近刊「ビートルズの食卓」(グスコー出版)のほか「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社)、「寿命をのばしたかったら『便秘』を改善しなさい!」(海竜社)など著書多数。

78歳にしてなおポールがパワーに満ち溢れているのはなぜ?

公開日: 更新日:

 では、菜食主義と長寿との関係はどうなのでしょうか。最近、米国におけるキリスト教一派である「セブンスデー・アドベンチスト」に信者に関する健康調査結果が報告されました。この信者の半数は菜食主義者なのですが、男女約7万人を対象にした調査では、菜食主義の信者はそうでない信者に比べて、同じ年代での死亡率が低いこと、また肥満糖尿病のリスクの抑制についても菜食主義者が優位であるとも報告されています。報告をまとめたオルリッチ・M・Jは、菜食主義者は動物性タンパク質や飽和脂肪酸の摂取量が少なく、対して食物繊維、炭水化物などの摂取量が多いことを指摘しています。

 この報告だけで断定することはできませんが、他のの報告なども参考にして考えると、菜食主義者の方が非菜食主義に比べて生活習慣病発症のリスクが低く、結果として長寿であることが推論されます。

 現在、ポールは菜食主義を実践しながら、家族とのハッピーな暮らし、精力的な音楽活動を続けています。

 そして、来年2022年はビートルズのデビューから60周年。私たちファンにも、ビッグなサプライズプレゼントをしてくれるのではないでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る