具材たっぷりの食事が認知機能を維持し脳の萎縮を抑制する

公開日: 更新日:

「食の多様性が低かったある人では、朝は菓子パンとコーヒー、昼はレトルトカレーと緑茶、夜は焼きそばとビールという食事でした。一方、高い群に属するある人では、朝は玄米、味噌汁、サラダ、煮物、緑茶、昼はまぜご飯、吸い物、煮魚、煮物、酢の物、オレンジ、カフェオレ、和菓子、緑茶、夜はオムライス、吸い物、サラダ、冷ややっこ、緑茶。サラダや煮物、汁物などは具だくさんで、主食もまぜご飯やオムライスにするなどして具材が多かったのです」

■献立を考えたり買い物に行くことも好影響

 また、食の多様性が低い群では、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、ビタミンA、B群といった食事摂取基準で“取った方が良い”とされている栄養素の推定必要量、推奨量を満たさない割合が多かった。

「つまり、食の多様性が高い群は、栄養学的にも良い食生活を送っていた。加えて、多様性のある食事をするには、献立を考えたり、食材を用意したり、料理または購入するといった健康への配慮が必要です。これが認知機能に良い影響を与えていると考えられています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情