感染再拡大のいまこそ日本人は「ファクターX」を取り戻せ

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「いま一度、感染経路の分析とそれに対応した感染対策の基本に立ち戻り、しっかりやる、これに尽きます。例えばマスク。マスクは着けてさえいればいいと思う人がいますが間違いです。子供たちがしがちなようにウイルスが付着しているであろう手でマスク表面を触ってはいけません。コロナ前にある中学校でインフルエンザ期にマスクをしている生徒とそうでない生徒の感染の違いを調べたところ、マスクをしている生徒の方が感染者が多かった、との報告を受けたことがあります。原因はマスクの扱い方にあったと思っています」

■用心深い行動こそが身を守る

 ワクチンも同じだ。インフルエンザワクチンを打った人でも何度でも感染する人はいた。

「ワクチンは感染予防ではなく症状を軽くするためのものだから当然です。本来ワクチンはそういうものです。今回もワクチンを打ったからといって感染しないなんて思ってはいけなかったのに、ワクチンパスポートを誤解し、一部にワクチンを過信して感染リスクの高い行動を取る人がいた。オミクロン株という感染力がより強い変異株が出現したとはいえ、感染拡大に拍車をかけたのは、それが一因です」

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