「快眠食」でコロナ禍の睡眠不調を改善する 感染予防にも重要

公開日: 更新日:

 長引くコロナ禍で「睡眠不調」が深刻な問題になっている。外出自粛やリモートワークが続いた影響で生活リズムが大きく変化し、睡眠時間が短くなったり、睡眠の質が低下している人が増えているのだ。質が高く深い睡眠は「食事」と密接な関係がある。快眠のために意識すべき食事について、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏に聞いた。

■3つの栄養素を意識

 感染予防も含め、健康維持のためには良質な睡眠は重要だ。睡眠の質を高めるためには、定期的に運動する、起床時間を一定にする、起床してすぐに光を浴びる、就寝の1時間前に入浴する、就寝前はスマホやデジタル機器の画面を見ない……など、見直すべき生活習慣がいくつかある。そうした中で、見逃せないのが「食事」だという。

「日頃から口にしている食事が睡眠と深く関わっているという研究結果は世界各国で数多く報告されています。また、就寝前に覚醒作用があるカフェインやアルコールを摂取すると寝付きが悪くなったり、中途覚醒を招いて眠りが浅くなると言われるように、睡眠と食事は切っても切れない関係があるのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い