著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

マウンティング気味の自慢話はウソだらけの可能性あり

公開日: 更新日:

「最近、仕事が忙しくてさ~。人気者なのかも」

「この前の休みに国内でも有数のリゾートホテルに泊まって最高だったわ」などなど、会話の節々にさりげなく自慢や見えを挟んでくる人がいます。

 適当に相づちを打ってスルーしたつもりでも、「その仕事っていうのが、上場企業の大口のクライアントで」と不快な燃料を投下し続け、ドヤ顔を決められる。聞いてもいないのに、「絶対におまえも、あのホテルには泊まった方がいいよ」などと上から目線でアドバイスしてくる。心の底から「どうでもいい」と思いたくなってしまうと思います。

 こんな見えっ張りの話を真に受けて、あなたが疲弊したりストレスを感じたりする必要なんてありません。むしろ、せっかくだから、その話がホラ話じゃないか、と意地悪くチェックしてみてはどうでしょう?

 見えを張るような人に遭遇したときは、その人の言葉が「具体性に欠ける」「無駄に誇張表現が多い」などをチェックしてみてください。

 例えば、先の「上場企業の~」「国内でも有数の~」といった、固有名詞を避けたざっくりとした表現を多用する場合は“張り子の虎”だと思って、心の中で笑い飛ばせばいいのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  4. 4

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 5

    池田瑛紗は藝大浪人中に乃木坂46に合格 高校も“私立女子御三家”女子学院卒の超才媛

  1. 6

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  2. 7

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  3. 8

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  4. 9

    ポップの本質からズレた、山下達郎の一連の発言への違和感

  5. 10

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も