著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

コロナ禍で競技人口4割増 注目のスポーツ「ピックルボール」って何?

公開日: 更新日:

 アメリカで今人気急上昇のスポーツが「ピックルボール」。大ブレークの理由は、やはりコロナ禍でした。

 ピックルボールはテニスバドミントン卓球を足して3つに割ったような競技で、ラケット(パドル)やボールは、卓球のそれを大きくしたようなサイズ。ボールは中が空洞で、いくつもの穴が開いたプラスチック製です。

 そもそも1960年代に発明された競技ですが、テニスほどの広さも必要なく、初心者でもそれほど練習しなくても楽しめるというので、高齢者を中心にじわじわと人気を得てきました。それがパンデミックの2年間で競技人口が突如4割増という大躍進を遂げたのです。

 競技人口が最も多いのはユタ州やフロリダ州などの郊外ですが、大都市ニューヨークでもセントラルパークなどに公営コートがあります。

 昨年からすっかりピックルボールにハマっているという40代の男性は、「初心者でもかなり楽しめる。家族みんなでできるのもいいね」と魅力を語ります。

 特にパンデミックで出かけるチャンスもなかなかない中、ソーシャルディスタンスを保ちながら、比較的安価で気軽に楽しめるのが注目されたのでは、と男性。

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