著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コロナ禍で競技人口4割増 注目のスポーツ「ピックルボール」って何?

公開日: 更新日:

 アメリカで今人気急上昇のスポーツが「ピックルボール」。大ブレークの理由は、やはりコロナ禍でした。

 ピックルボールはテニスバドミントン卓球を足して3つに割ったような競技で、ラケット(パドル)やボールは、卓球のそれを大きくしたようなサイズ。ボールは中が空洞で、いくつもの穴が開いたプラスチック製です。

 そもそも1960年代に発明された競技ですが、テニスほどの広さも必要なく、初心者でもそれほど練習しなくても楽しめるというので、高齢者を中心にじわじわと人気を得てきました。それがパンデミックの2年間で競技人口が突如4割増という大躍進を遂げたのです。

 競技人口が最も多いのはユタ州やフロリダ州などの郊外ですが、大都市ニューヨークでもセントラルパークなどに公営コートがあります。

 昨年からすっかりピックルボールにハマっているという40代の男性は、「初心者でもかなり楽しめる。家族みんなでできるのもいいね」と魅力を語ります。

 特にパンデミックで出かけるチャンスもなかなかない中、ソーシャルディスタンスを保ちながら、比較的安価で気軽に楽しめるのが注目されたのでは、と男性。

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