中居正広さん激ヤセで注目の「盲腸がん」は大腸の中でも最奥に発生する

公開日: 更新日:

■50歳以上は特に注意

 一般的な大腸がん検診には、便潜血反応と大腸内視鏡がある。

「便潜血反応は大腸内視鏡よりも発見率が落ちます。ただ、便潜血反応は企業検診にも含まれており、手軽に受けられるので、大腸がん検診をまったく受けていない人は、せめて便潜血反応を毎年受けて欲しい。ここで重要なのが、陽性となったら速やかに消化器内科を受診し、精密検査を受けること。残念ながら、便潜血反応で陽性になっているのに、その後の精密検査に進んでいない人が少なくない」

 大腸がんを早期発見する上で理想は、大腸内視鏡を受けることだ。

「50歳以上はぜひ受けるべきです。毎年受ける必要はありません。遺伝的にリスクが高い人や、過去にポリープが見つかり切除した人などを除き、一般的には5年に1度でいい。米国では、10年に1度でいい、という州もあるほどです。ポリープを取ったことがある人でも、大きさによりますが、3年に1度で問題ありません」


 ちなみに、「毎年の便潜血反応」より「5年に1度の大腸内視鏡」の方が早期発見につながる可能性は高くなる。毎年受けるのは面倒なら、より確実性の高い「5年に1度の大腸内視鏡」を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差