中居正広さん激ヤセで注目の「盲腸がん」は大腸の中でも最奥に発生する

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■50歳以上は特に注意

 一般的な大腸がん検診には、便潜血反応と大腸内視鏡がある。

「便潜血反応は大腸内視鏡よりも発見率が落ちます。ただ、便潜血反応は企業検診にも含まれており、手軽に受けられるので、大腸がん検診をまったく受けていない人は、せめて便潜血反応を毎年受けて欲しい。ここで重要なのが、陽性となったら速やかに消化器内科を受診し、精密検査を受けること。残念ながら、便潜血反応で陽性になっているのに、その後の精密検査に進んでいない人が少なくない」

 大腸がんを早期発見する上で理想は、大腸内視鏡を受けることだ。

「50歳以上はぜひ受けるべきです。毎年受ける必要はありません。遺伝的にリスクが高い人や、過去にポリープが見つかり切除した人などを除き、一般的には5年に1度でいい。米国では、10年に1度でいい、という州もあるほどです。ポリープを取ったことがある人でも、大きさによりますが、3年に1度で問題ありません」


 ちなみに、「毎年の便潜血反応」より「5年に1度の大腸内視鏡」の方が早期発見につながる可能性は高くなる。毎年受けるのは面倒なら、より確実性の高い「5年に1度の大腸内視鏡」を。

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