花粉症の人がいまできる対策は? 過去10年で最大の大量飛散の見通し

公開日: 更新日:

「多くの人は花粉症の点眼薬は自覚症状が出てから使うと考えがちです。それは従来の花粉症の点眼薬が花粉症の自覚症状が出る最終局面である、花粉とIgE抗体の結合をブロックすることで、花粉症の症状を緩和する設計だったからです。ところが、最近の抗アレルギー点眼薬は花粉症の症状が起こるまでの一連の流れの複数のポイントを阻害するよう設計されています。そのため自覚症状が出る前から使用することが大切なのです」

 最近は1日当たりの点眼回数が半分で済む抗アレルギー点眼薬が発売され、より利用しやすくなったという。

 実際、処方薬「アレジオン点眼液0.05%」(参天製薬)の1日の点眼回数は4回(朝・昼・晩・寝る前)だったが、「アレジオンLX点眼液0.1%」(同)は薬効成分濃度を2倍にしたことで1日2回となった。

■花粉の暴露量を減らす

 むろん、いまできる花粉症対策は点眼薬だけではない。とくに気をつけたいのはコンタクトレンズを使っている人だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情