花粉症の人がいまできる対策は? 過去10年で最大の大量飛散の見通し

公開日: 更新日:

「多くの人は花粉症の点眼薬は自覚症状が出てから使うと考えがちです。それは従来の花粉症の点眼薬が花粉症の自覚症状が出る最終局面である、花粉とIgE抗体の結合をブロックすることで、花粉症の症状を緩和する設計だったからです。ところが、最近の抗アレルギー点眼薬は花粉症の症状が起こるまでの一連の流れの複数のポイントを阻害するよう設計されています。そのため自覚症状が出る前から使用することが大切なのです」

 最近は1日当たりの点眼回数が半分で済む抗アレルギー点眼薬が発売され、より利用しやすくなったという。

 実際、処方薬「アレジオン点眼液0.05%」(参天製薬)の1日の点眼回数は4回(朝・昼・晩・寝る前)だったが、「アレジオンLX点眼液0.1%」(同)は薬効成分濃度を2倍にしたことで1日2回となった。

■花粉の暴露量を減らす

 むろん、いまできる花粉症対策は点眼薬だけではない。とくに気をつけたいのはコンタクトレンズを使っている人だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞