著者のコラム一覧
天野陽介日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員も務める。日本伝統鍼灸学会、東亜医学協会、全日本鍼灸学会、日本医史学会、日本東洋医学会所属。

花粉症にはどんな漢方薬が効果があるのか 3つの観点から捉える

公開日: 更新日:

 東洋医学では、アレルギー性疾患に対して、症状に対する治療とアレルギー体質を改善する治療を考えていきます。

 漢方では3つの観点から捉えていきます。生命活動を支えるエネルギーで、心や情緒、元気と深く関係する「気」。体を巡りさまざまな組織を栄養しており、血流や体の栄養状態に関わる「血」。体を巡り全身を潤す体液で、水分代謝や免疫システムに関わる「水」。中でも「水」は鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状と密接に関係があり、これらは主に水毒(水分代謝の異常や水の異常)の症状だと考えられています。そのため、その水分代謝を整える漢方薬を中心として処方されることになります。

 具体的に、花粉症の症状に合った漢方薬をご紹介すると、まず鼻水やくしゃみが止まらず、むくみを感じる場合は「小青竜湯」(しょうせいりゅうとう)が、胃腸虚弱などがある場合は「苓甘姜味辛夏仁湯」(りょうかんきょうみしんげにんとう)が用いられます。

 また鼻水やくしゃみに手足の冷えや倦怠感を覚える場合や、高齢者や体力虚弱の方には「麻黄附子細辛湯」(まおうぶしさいしんとう)が用いられます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  2. 2

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  3. 3

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希は結果が伴わない“自己中”で「生き残り」に崖っぷち【31日ガーディアンズ戦に先発へ】

  5. 5

    高市首相の実像は「働かない×5」…就任当初から半日引きこもりで“国会サボタージュ”の自己中ぶり

  1. 6

    全国模試1位の長男が中学受験、結果は…“ゲッツ‼”ダンディ坂野さんに聞いた 子への接し方、協力の仕方

  2. 7

    Wソックス村上宗隆にメジャーOB&米メディアが衝撃予想 「1年目にいきなり放出」の信憑性

  3. 8

    高市人気の逆回転が始まった!“にわか1強”を崩す「予算審議」「イラン戦争」「自衛官侵入事件」の三重苦

  4. 9

    ケンカ別れした伊原監督から“まさかの誘い”も「何を今さら」と断った

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…