寒い冬の朝の頭痛には想像以上の血圧上昇の恐れあり…頭痛治療専門医が警鐘

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 一般的に高血圧で頭痛が起こるのは、“上の血圧”が150~180以上と、非常に高くなったとき。しかし、通常よりも少し高いレベル、あるいは正常血圧(上120未満、かつ下80未満)との境界線上でも頭痛が起こる場合がある。

「収縮期血圧が130~140くらいの血圧で頭痛が起こるイメージは、医師でもあまり持っていないかもしれません。しかし片頭痛体質の人では、三叉神経が通常よりも過敏性が高いため、正常血圧との境界線上でも頭痛が悪化することが珍しくないのです。特に冬の早朝、血圧が上昇気味になるため、早朝や起床時に、頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛む片頭痛発作が起こりやすい」

 頭痛はつらい症状ではあるが、血圧上昇発見、ひいては脳卒中・心筋梗塞回避につながると考えれば、そのチャンスを逃してはいけない。

 清水医師は、冬、早朝や起床時に頭痛を起こす、または悪化する患者には、血圧低下&頭痛緩和の効果がある降圧剤を処方している。

「冬の早朝、高血圧で頭痛がある場合に効く降圧剤として、β遮断薬があります。欧米の研究で、β遮断薬には脳神経細胞の異常な興奮を抑制する効果もあり、片頭痛発作に効くことが判明しています」

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