著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

補聴器は耳の不自由な人にとって人生の「歩調器」でもある

公開日: 更新日:

 先日、60歳代前半の男性のお客さまにご来店いただきました。

 この方は複数の会社で監査の仕事をされており、仕事の中で常に細かな数字を交えた打ち合わせや、会議をしたりすることが多いのですが、いつしか耳の聞こえが悪くなり、5年ほど前に量販店で補聴器を購入。

 ですが、イマイチ聞こえの改善を実感することなく時が過ぎ、たまたま当店のチラシを見つけて、訪れたとのことでした。

 男性にとって一番の驚きは、なんといっても、補聴器は買ってから調整するものだということだったようです。

 それからは3カ月の間に週1のペースで通っていただき、「今週の会議ではこうだった」「こういう人の会話が聞きづらかった」「こんな場面でよく聞こえた」などの感想をいただきながら、少しずつ調整することとなりました。

 やがて今までならまったくお手上げ状態だった複雑な会話も、100%ではないが、お持ちの補聴器でも聞き取れるように。

 そして今年になり定期点検で来店した際には、マスク生活も長引きそうとのことで、新商品を試していただき、耳穴型に変更されました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも