コロナワクチン接種後死亡2001件に…「因果関係が否定できない」を初認定

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▼武田社製ノババックス α=0件、β=0件、γ=1件

 また、ファイザー社製5~11歳用の3件については、いずれも「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」と評価されている。

 なお今回、同専門部会としては初めて「α」(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)を認定した。認定したのは、前回の同専門部会(1月20日開催)で「評価中」とした42歳の女性のケース。この女性は、2022年11月5日に4回目としてオミクロン株対応2価ワクチンを接種後に顔面蒼白となり、24分後に心肺停止した。その後救急搬送先の病院で死亡が確認された。

 審議では「本事例について行われた死後画像検査は非造影であり、血栓症等の評価に限界はあるものの、胸部の大血管内の血栓や肺梗塞を示唆する所見がない等、典型的な肺血栓塞栓症を示唆する所見は得られておらず、その他の疾患も含めて死因となりうる具体的な異常所見は同定されなかった。死亡に至る原因疾患の特定のために剖検所見が得られることが望ましいが、実施されていなかった。本事例から得られた画像所見等の情報の範囲内においては、ワクチン以外の原因として死因となる具体的な異常所見は同定されなかった。以上を総合的に判断すると、ワクチン接種と死亡との直接的因果関係は否定できないものと考える」とした。

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