あなたの「日焼け止め」の選び方・使い方は間違っている…皮膚の老化、がん、老人性イボの原因に

公開日: 更新日:

「UVBは窓などで遮断されることがありますが、UVAはそうではなく、すぐに目に見える症状がなくても、長期的にはシワやたるみを引き起こします。外出しない日も、一日の始まりに日焼け止めを塗る習慣を身につけてください」

 紫外線は衣服やマスクも通過するので、それらで隠れている部分も日焼け止めが必要だ。

【SPFの高さより、塗り直しが大事】

 UVA、UVBへの効果の度合いを示すのが、SPF、PAの表示。SPFでは数値の大きさで、PAでは「+」の数で、効果の強さを示す。

「海や山のレジャーではSPF50やPA++++といった効果の高いものを使うことをお勧めしますが、それらは肌への負担も大きいので、日常使いではもっと数値が小さいもので十分。よくあるのが『効果の高いものを使っているから、朝1回塗ればOK』という勘違いです。効果のレベルに関係なく、日焼け止めは数時間おきに塗り直すようにしてください」

 汗をかかなくても、こすったり、皮脂の影響で取れたり効果が薄れるので、塗り直しは不可欠。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」