「顎関節症」を治すために知っておきたいこと 原因は何か?

公開日: 更新日:

「代表的なのは、噛み合わせの不正、歯列の不正、度重なる歯の食いしばりや歯ぎしり、そして悪習癖です」

 悪習癖とは、左右どちらかに偏って噛む癖がある、頬杖をつく、体のどちらか一方を下にして寝る癖がある、など。コロナのマスク生活で、マスクと口の間に隙間をつくろうと変に顎を動かす癖がつき、顎関節症の症状が出てきた人も。

「うつむいてスマホを長時間見ている人では、上下の歯が接触しがち。本来、上下の歯は離れており、接触するのは物を噛む時とのみ込む時だけ。接触時間は1日20分程度といわれており、接触したまま長時間過ごすと、顎にかなりの負荷をかけます。これも顎関節症の要因です」

 さらにはストレス受験シーズンに「顎が痛い」と訴えてくる学生が増えるそうだが、「合格すると、顎の痛みがなくなる人は結構います」。

■抜歯が引き金になるケースも

 顎関節症の二次的な症状として、首・肩凝り、腰痛、月経痛などがあると前述した。なぜ? と疑問に思ったかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」