高血圧症の克服(1)降圧剤を飲んでも治らなかった血圧が正常に

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 左手内側のくぼみから1~2センチ上に装着した腕帯を、心臓と同じ高さにして手のひらを上向きに。さらに呼吸を整えて再度測定したが数値は変わらない。しかも、翌23日、24日、25日の測定も、血圧が正常値を示したという。

「この日から8月上旬までの3カ月近く、正常な血圧値をキープしたままなのです。本当に驚きました」

 働き盛りだった20年前、自宅近所のクリニックで市の定期健診を受診し、「血圧が少し高い」と診断され、生まれて初めて降圧剤を飲み始めた。ただし、高血圧症と診断されても、気になるような自覚症状がない。それでも高血圧症は、生活習慣病の元凶といわれ、脳梗塞など多くの重い病気を誘発する血液、血管、血流の病気であることは自覚していた。

 以来20年間、降圧剤が毎日の常備薬になった早川さんは、財布にいつも10錠ほど忍ばせていた。 (つづく)

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