著者のコラム一覧
名郷直樹「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長

「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長、自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「健康第一は間違っている」(筑摩選書)、「いずれくる死にそなえない」(生活の医療社)ほか多数。

わからないことを受け入れる「ネガティブ・ケイパビリティー」こそが大切

公開日: 更新日:

 事実や理由そのものも不確実である。さらにそれに基づいた判断となれば不確実性が増す。謎であり、疑い続ける必要がある。もちろん今日マスクを着けるか着けないかという問題はある。しかし、それに対して正しい結論を出して対応することよりも、とりあえず適当に対応して、マスクを着けるなり、着けないなりすればよい。現時点での正解がないのであれば、どう判断してもいいということである。

 現実の行動と思考を切り分けることが重要だ。現実の対処より、考え続けることを重視する。今後もさらに考え続けるためにどうしたらよいのか。結論はさらに先送りされる。しかし、その先送りこそが重要である。どうか結論を急がず、これからも辛抱強くお付き合い願いたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網