花粉症専門医に聞く(2)薬を飲むと眠くて仕事にならない…対策は?

公開日: 更新日:

 鼻詰まりには抗ロイコトリエンという薬がよく効きます。それだけで鼻詰まりが改善しなければ、鼻噴霧用ステロイドを追加するという手もあります。

「ステロイド」という言葉に「副作用が怖いから嫌」と過剰反応を示す方もいます。しかし、局所に使用するのみで、使用期間も限定的ですから、規定通りの使い方をしているなら副作用の心配は無用です。

 鼻噴霧用ステロイドは処方薬ですが、市販薬でも鼻炎スプレーがあります。こちらも、当然ながら説明書にある使用方法を守ってください。

 市販薬ということで軽く見てしまうのか、説明書を無視して何度も使いすぎてしまう人がいます。市販の点鼻薬には血管収縮剤が入っているものが多く、繰り返し使って何度も粘膜の血管を収縮させていると粘膜が炎症を起こして腫れ、かえって鼻詰まりがひどくなることも。これを薬剤性鼻炎といいます。

 思い当たる節がある人は、早めに耳鼻咽喉科で相談を。(つづく)

▽大久保公裕(おおくぼきみひろ) 日本医科大学大学院医学研究科頭頚部感覚器科学分野教授。奥田記念花粉症学等学術顕彰財団理事長。NPO花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会理事長。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  2. 2

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  5. 5

    ローム、東芝・三菱電機が統合へ…パワー半導体をめぐる3社連合をデンソーが買収か

  1. 6

    元参院議員・野末陳平さん94歳 大病知らずだったが、2年前に2度の全身麻酔手術を経験

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  4. 9

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  5. 10

    「高齢者=賃貸NG」は思い込みだった? 家主が恐れる“4つの不安”を解消する方法