専門医のもとで生物学的製剤の治療に替えたら症状がみるみる改善

公開日: 更新日:

大西裕次さん=尋常性乾癬

 8年ほど前、頭皮におできのようなものができ、皮膚科へ行くと尋常性乾癬(かんせん)と診断されました。それからお尻の柔らかい部分、お腹、足など体のあちこちに赤い斑点ができるようになり、うろこ状のようになって皮がポロポロ剥がれていく。かゆみが伴う。尋常性乾癬の特徴的な症状が出てきたのですが、そのうち、足の痛みも出てきたんです。

 足だけでなく、腰も痛い、関節が痛いとなりました。これは大変だとある中堅クラスの病院を受診したところ、乾癬性の関節炎が起きているといわれました。

 5~6年ほど、月1回ほど診てもらっていたのですが、主治医の先生が乾癬の専門でないということもあり、あまり良くならなかったんです。塗り薬と飲み薬を毎日欠かさず使っても、赤みが出てくるし、関節のこわばりで痛い痛い、と。

 そんな時に新聞で、通える範囲の三重大学付属病院に膠原病科ができたと知りました。今までの先生も熱心に診てくれていたので、迷いに迷い、しかし後悔するのが嫌だからと思い切って相談すると、快く「(転院を)いいですよ」と言ってくれました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー