私の便秘克服法お話しします(3)お腹のレントゲン検査を受けたら便がバッチリ写っていた

公開日: 更新日:

押武桜子さん(仮名)=フリーライター/56歳

 便秘の解消には、「毎日、決まった時間にトイレへ行くと良い」「前かがみになっていきむと良い」とも聞きます。それで、小水でトイレに行くたびに、便意がなくても軽くいきむようにしてみました。

 最初は、まったくウンともスンともお腹に反応はありませんでしたが、しばらく続けていると、ポロッ、ポロッと1粒2粒出るようになったんです。1日に何度も。そのときは40歳代前後でしょうか。それまで自力で出したことなんて、ほとんど記憶になかったので、すごくうれしかったですね(笑)。

 激しい下痢+嘔吐の“大爆発”は、だんだん減っていきました。「そうか、出すものがなければ爆発はしないんだ」とホッとしつつ、いきむ努力を続けていました。でも、“大爆発”がまったくゼロになったかというと、やはりまだごくたまに起こっていました。

 秋から冬にかけてが多く、しかも、なぜかパスタを食べた夜に起こることが多かったんです。パスタを食べた日の夜中、就寝中、突然、ムカムカして目が覚めてトイレに駆け込む……というのがパターン。お腹の中がスッカラカンになるまで何度も吐いて、下して、寒けがして倒れ込む。本当に死ぬんじゃないかと思うほど苦しくて、夜中にムカムカッとくると恐怖でした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い