私の便秘克服法お話しします(3)お腹のレントゲン検査を受けたら便がバッチリ写っていた

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押武桜子さん(仮名)=フリーライター/56歳

 便秘の解消には、「毎日、決まった時間にトイレへ行くと良い」「前かがみになっていきむと良い」とも聞きます。それで、小水でトイレに行くたびに、便意がなくても軽くいきむようにしてみました。

 最初は、まったくウンともスンともお腹に反応はありませんでしたが、しばらく続けていると、ポロッ、ポロッと1粒2粒出るようになったんです。1日に何度も。そのときは40歳代前後でしょうか。それまで自力で出したことなんて、ほとんど記憶になかったので、すごくうれしかったですね(笑)。

 激しい下痢+嘔吐の“大爆発”は、だんだん減っていきました。「そうか、出すものがなければ爆発はしないんだ」とホッとしつつ、いきむ努力を続けていました。でも、“大爆発”がまったくゼロになったかというと、やはりまだごくたまに起こっていました。

 秋から冬にかけてが多く、しかも、なぜかパスタを食べた夜に起こることが多かったんです。パスタを食べた日の夜中、就寝中、突然、ムカムカして目が覚めてトイレに駆け込む……というのがパターン。お腹の中がスッカラカンになるまで何度も吐いて、下して、寒けがして倒れ込む。本当に死ぬんじゃないかと思うほど苦しくて、夜中にムカムカッとくると恐怖でした。

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