(5)心臓弁膜症の手術は心臓を停止して行われる…1日10万回開閉する弁が壊れる

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「小さい傷(切開)でやりましょう」などと医師に誘われて、どえらい目に遭った患者さんの件で私に相談に来る弁護士さんが後を絶ちません。

「だって傷が小さいから心臓の中がよく見えなかったんですよ。途中で傷を大きくしてやり直したけど、心臓を停止していた時間が長すぎて、やっぱりダメでした!」

 傷口を短くすることで、命も短くしてしまうことがあるのです。気を付けましょう! (つづく)

(南渕明宏/昭和大教授)

【連載】心臓外科医が教える患者のための基礎知識

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