著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

眼瞼下垂治療「スーパー埋没法」保険適用と自由診療の違いは?

公開日: 更新日:

 美容外科でも行われていて、ほとんどのクリニックが自費、つまり自由診療です(保険適用で行っているクリニックもあります)。費用は、自由診療の場合、両目で50万~60万円程度が多い印象です。

 手術時間は40~50分で、局所麻酔を使用した日帰り手術となります。コンタクトレンズを使用している人は術後1週間~10日程度はコンタクトの使用ができません。眼鏡を持っておらず、コンタクトがないと日常生活が難しいという人は、手術の前に眼鏡を作っておくほうが安心でしょう。

 切開はないといっても、目の手術には違いありませんから、やはりダウンタイムはあります。多いのは目の周りの腫れや痛みや赤み。人によりますが、だいたいは1週間程度で解消します。この術式の効果持続期間は約5~10年とされています。

 スーパー埋没法を自由診療で行う場合、「どんな二重幅が顔に合うか」のデザインを医師と患者の間で事前に検討することができます。自由診療ならではのメリットといえるでしょう。

 一方、保険適用の手術は、病気の治療として行うもの。そのため「こんな二重になりたい」という患者さんの希望通りに手術をするわけではありません。ですから、保険適用で眼瞼下垂の手術を受けて、腫れが落ち着いた頃に「思っていた二重ではない」と違和感を覚える人もたまにいらっしゃいます。

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