著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「セルフ・コンパッション=自分への思いやり」がアメリカで注目される理由

公開日: 更新日:

 セルフ・コンパッションを提唱する第一人者、心理学者のクリスティン・ネフ博士によれば、セルフ・コンパッションはストレスへの耐性を高めることがわかっています。実際に135人の大学生を対象にした実験で、1日20秒手を胸に当てて「今この瞬間、どうしたら自分を好きになれるだろう」という問いかけを1ヶ月間続けたところ、ストレスが軽減されたという報告もあります。

 そしてこの姿勢は、自分自身への優しさにとどまらず、他者への共感や寛容さにもつながることも明らかになっています。過酷な競争と不寛容が渦巻く社会で、まずは自分に優しくすることから始めようという動きが支持者されるのは、当然かもしれません。

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