【クレソン】血行を促進する優れた作用で閉塞性動脈硬化症を改善
歩行時の異常は生活の質を大きく下げる原因になります。早期のうちに食事も見直して対策を講じましょう。
中医学では、動脈の硬化は血の巡りが悪くなっている「お血」の状態の場合、引き起こされやすくなると考えます。血の巡りが滞ると身体の末端にまで栄養が行き届かず、新陳代謝が低下して老廃物が溜まりやすくなります。慢性的な肩こり、頭痛、関節痛といったトラブルもみられ、女性の場合は婦人科系の疾患に悩まされる傾向があります。また、動脈硬化を悪化させる要因である脂質異常症や、がんなどの悪性腫瘍のリスクも高まります。
改善のためには、血流をアップする働きのある食材を取り入れることが重要です。
おすすめはクレソン。血行を促進する優れた作用があります。クレソンには身体の熱を冷ます働きがあるので、いまの季節にもおすすめの野菜。また、水分代謝をアップしてむくみの改善にも役立ちます。
クレソンの閉塞性動脈硬化症改善効果を高めるには、同じく血の巡りをアップするサバ、タマネギ、みょうが、ナス、ピーマンなどと組み合わせるとよいでしょう。