(3)発酵してできた短鎖脂肪酸は毒素を減らす効果が期待できる

公開日: 更新日:

「現在、とくに女性に増えている大腸がんも、酪酸が抑えてくれるという研究データがあります」

 今年になって発表された、日本を含む11カ国の大腸がんを対象とした国際共同研究によると、日本人症例の5割に、一部の腸内細菌から分泌される「コリバクチン毒素」によるがんの変異パターンが存在することが明らかになった。コリバクチン毒素が、大腸がんに関わっている可能性もあるということだ。

 コリバクチン毒素をピンポイントで取り除く薬剤はないが、発酵性食物繊維を食べて短鎖脂肪酸を増やせば、コリバクチン毒素を減らす効果が期待できる。

「善玉菌が増えて悪玉菌が減ることで、悪玉菌の出す毒素が減ることも重要です」

 女性の場合、肌の乱れは毒素の影響が大きく、毒素が減ることで肌荒れが治まる。また男女ともに、腸の調子が悪いときに感じるだるさ、疲労感なども軽減されるという。

 近年のトピックである「脳腸相関」は、腸でできた成分が脳に忍び込んで、脳で感じたストレスで便通が乱れたり、腸の不調で睡眠が乱れたりすることが知られている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン