著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

古くから親しまれるチキンスープの治療効果…4つの研究を分析

公開日: 更新日:

 分析の結果、4つの研究のうち1件では、スープを摂取すると、スープを摂取しない場合と比べて脱力感やせきなどの症状が早期に緩和されたと報告されていました。また、他の3つの研究では、スープを摂取することで、鼻づまりや喉の痛みの緩和が期待できる可能性も報告されていました。

 論文著者らは「スープを摂取することは、上気道感染症の症状の緩和に対して、一定の効果をもたらす可能性がある」と結論しています。

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