著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

彼氏のお母さん役はもうイヤ…欧米で「マン・キーピング」が問題化

公開日: 更新日:

 日本でも同じ構図が見られます。感情を言葉にしない男性と、それを“察して支える”女性。マン・キーピングは、ケアの責任を女性に偏らせ、男性の孤独を見過ごす文化が生み出した、現代社会の歪みでもあります。

 孤独の問題に関し、米保健福祉省は2023年の報告書で、「孤独はたばこや肥満と並び、早期死亡リスクをもたらす」と位置づけています。報告書は同時に、「孤独や孤立は単なる個人の感情の問題ではない。社会的つながりは個人・集団の健康にとって欠かせない要素」とし、教育・職場・地域といった広い場を含めた、社会的つながりの再設計が必要あると提言しています。

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