本当は病名がわからないのでは? 医師の「様子を見ましょう」の意味と対処法

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 その皮膚科医は「問題ありませんよ」と笑っていたが、田中さんは自身が“がん年齢”でもあることから、「念のために手術時に生検してがんの病理検査をして欲しい」としつこく頼んだという。

 手術自体は互いの昼休み時間内にあっけないほど簡単に終わった。驚いたのはその後に届いた病理検査の結果だった。明らかながん細胞が認められたのだ。

「思ってもみない結果でした。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれます。私のがんは『ボーエン病』と呼ばれる表在性有棘細胞がんで、10万人に2~3人の珍しいがんでした。私は0期でしたが、放っておいたり切除して刺激したりすると真皮に浸潤して進行性のがんとなり、全身に転移することもあり得るという話でした」

 田中さんは、自身が歯科医師であり医療に精通していたこと、気になることはきちんと調べて対処する性格だったことが幸いした。生検して調べなければ命に関わった可能性があったという。

■疑問があればためらわずに聞くこと

「様子を見ましょう」が大きな災いを招くケースはほかにもある。

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