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栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

脂肪肝の半分が10年後に発症…「糖尿病は肝臓病」と言われるワケ

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 噛むことなんか簡単だと思われるのでしょうが、実際はなかなか実行できないのです。箸置きを用意して、口に食べ物を入れたら、箸をおいて、よく噛み、味わうことに専念しましょう。噛んでいる間は箸を取りません。箸を手に持ったままですと、つい食べ物に箸をのばしてしまい、早食いになってしまいます。ひと口ごとに箸を置く習慣を身につければ、それを防ぐことができます。そのために自分好みの箸置きを購入するのもいいかもしれません。毎食箸置きを眺めながらの食事もおつなものです。

 ここで、脂肪肝と糖尿病の関係について説明しましょう。脂肪肝が進行すると、血糖値をコントロールするインスリンの効き目が悪くなります。これを「インスリン抵抗性」といいます。ポイントは脂肪肝がインスリン抵抗性を起こす最初の疾患であるということです。

 脂肪肝から糖尿病が発症する約10年の道筋をごく簡単に説明しましょう。脂肪肝になるとインスリンが効きにくくなる↓血糖値が下がらなくなる↓膵臓がもっとインスリンを出そうと頑張る↓膵臓が疲弊してしまう↓インスリンが十分に出なくなる↓結果、糖尿病になってしまうのです。

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