いまが分かれ目? 糖尿病を回避するための食事と生活習慣
「糖尿病は中高年の病気。私には関係ない」と考えている若い世代もいるかもしれないが、それは間違いだ。人口が減っているのに日本の糖尿病患者数は増えている。長寿の影響もあるが、若い人でも糖尿病リスクが高まっているともいえる。
実際、2007年は890万人で、24年時点では約1100万人といわれている。関東・東海地区の会社員10万人参加のJ-ECOH研究では、30代で元気でも男性は3人に1人、女性は5人に1人が65歳までに糖尿病を発症する可能性があるとしている。元気に見えても、糖尿病リスクは多くの人が抱えているのだ。
「欧米人は血糖値を下げるインスリンの機能がしっかりしていて分泌が多く、過剰な血糖を取り込む倉庫役である筋肉量が多い。そのため糖尿病にはなりにくい。しかし、日本人はその逆でインスリンの働きが弱く分泌量が多くなく、筋肉量も少ない。そのため、やせ形でも糖尿病になりやすいのです」
J-ECOH研究ではBMI(体格指数)30以上の肥満の男性が65歳までに糖尿病になる確率は77.3%、女性は64.8%と報告している。


















