著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「シルバーマーク」の追突事故の防止効果 大規模データの分析が示す意外な事実

公開日: 更新日:

 その結果、高齢運転者標識を表示していた運転者の割合は、追突事故に関与したグループで38%、出合い頭の事故に関与したグループで39%と、ほぼ同等でした。

 統計的な解析においても、高齢運転者標識を表示した場合、同標識を表示しない場合と比べて、追突事故の発生頻度は8%増加することが示されており、事前の予想とは逆の結果となりました。

 論文著者らは「標識の代替案が必要で、交通安全の確保においては、衝突被害軽減ブレーキや、ブレーキペダル踏み間違い防止装置の導入、同乗者による支援などの対策が不可欠である」と結論しています。

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