著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

インフルエンザワクチン接種で認知症のリスクが低下する⁉

公開日: 更新日:

 その結果、追跡開始から25カ月時点におけるアルツハイマー病の発症リスクは、標準用量群と比べて高用量群で最大0.54ポイント低く、186人に高用量のインフルエンザワクチンを接種することで、アルツハイマー病を1人、予防できる可能性が示されました。

 論文著者らは「抗原の用量に依存的な効果が、インフルエンザ感染の予防によるものなのか、あるいは免疫機能に対する作用によるものなのか、現時点では不明な部分も多く、長期的かつ多角的な調査が必要」と考察しています。

【連載】役に立つオモシロ医学論文

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