(1)夜間に多発する大型犬の「胃捻転」は発症6時間がポイント
「手術には時間も人手もかかるため、昼夜問わず他院で断られることが多いのです」
こうして唐津院長のもとには胃捻転の症例が集まり、スタッフも経験を積み、結果として評判が広がり、手術件数も年々増えることになる。
夜間に胃捻転を疑う症状が出た場合、飼い主が迷っている時間はない。迅速に夜間診療を行う病院へ連絡し、受診するかどうかが生死を分ける。
唐津院長は夜8時から午前3時まで診療や手術に対応し、地域の“駆け込み寺”のような存在になっている。
「ワンちゃんが夜間に苦しそうな様子を見せたら、迷わず夜間診療を行っている動物病院に相談してください。胃捻転は短時間で命にかかわります。当院の場合、発症から数時間以内に来ていただければ助けられる自信がありますが、来院が遅くなればなるほど治療の難易度も上がってきます。夜間でもためらわず受診するという判断がとても重要です」=つづく


















