(6)国立精神科病院に強制入院…懲罰で312日間もの長期隔離

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 しかし、院長は「今から入院」と言って、保護者同意を必要とする医療保護(強制)入院の手続きを一方的に始めた。息子は3日後の就職ができなくなるので、院長のイスや足を蹴って拒否した。それでも院長は手続きを進めたため、息子は怒りを爆発させて、カッターで院長の額を切った。

 院長は即、警察に通報。息子は事情聴取に「人権を侵害され腹が立ったので切った」と答え、現行犯逮捕された。カッターを持っていた理由を聞くと、以前にも暴言だけで同じ病院に警察が来て強制入院にされたことがあったので護身用だったという。

 翌日、国立病院の副院長らが診察。息子は「強制入院は人権侵害だ。副作用の強い薬を飲まされ、医者のせいで病気が悪化した。恨みがある。悪いことをしたとは思わない」と訴えた。副院長らは措置(強制)入院を決定、注射で眠らせ搬送した。

 翌日の11月2日、隔離室で目覚めた息子は激高し隔離に抗議した。抗議のたびに鎮静目的の筋肉注射が繰り返された。その副作用で女性の乳房のように胸が膨らんだ。


 1月下旬、主治医は抗精神病薬を用量上限の倍を処方した。落ち着きがなくなり眠れず、睡眠薬も処方された。5月下旬、措置入院が解除され任意入院になったが閉鎖病棟のままだった。

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