著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

帰宅後は軽めに…「夜勤」の人が注意したい食事習慣

公開日: 更新日:

 それでも、仕事は続けなくてはなりません。では、どう食べればよいのでしょうか。研究から見えてきたのは、いくつかのヒントです。①深夜の食事は量を控え、消化に時間のかかる脂っこいものや揚げ物は避け、温かいスープやタンパク質を中心とした軽めの食事にすること。②仮眠の直前の食事はできるだけ避けること。また、勤務明けに帰宅してから“夕食”のような重い食事をとると、これから眠る体に大きな負担がかかります。③むしろ軽めに済ませ、十分な睡眠をとった後の最初の食事で、必要なエネルギーやタンパク質をしっかり補うことがすすめられます。

 交代勤務は社会に欠かせない仕事です。だからこそ、雇用する側の勤務シフト設計と、働く側の食事の工夫の両方が必要です。体の時計を完全に合わせることは難しくても、そのずれをできるだけ小さくする食べ方を、社会全体で考えていく時代に来ています。

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