【馬肉】「肝」の働きを整え「血」を補う効能でこむら返りを改善
シニアの場合、そもそも加齢による筋肉量の減少によって血流が悪くなり、こむら返りになりやすい状態です。さらに、筋肉が疲労しやすく回復も遅いことから、ふくらはぎの緊張が続き、けいれんも起こしやすくなります。年齢を重ねると汗や尿と一緒にミネラルが失われやすいことも、こむら返りの慢性化につながっています。
命に関わる状態ではありませんが、頻繁に起きると生活の質を下げる原因になります。快適な睡眠の妨げにもなるので、食養生で対策を図りましょう。
中医学においてこむら返りは、「肝」と呼ばれる臓器に原因があると考えます。肝は「血」を貯蔵するとともに、全身の血流を調整し、管理する機能がある臓器です。肝に蓄えられた血は必要に応じて全身に送り出されます。また肝は筋肉と関わりが深く、その働きが低下すると筋肉が弱り、足がけいれんしやすくなってしまうのです。
こむら返りを改善するためには、肝の働きをサポートし、血を補う食材を取り入れて筋肉を滋養することが大切です。
おすすめは馬肉。肝の働きを整え、血を補う効能がある食材です。そして特筆すべき効能が「強筋脊」「長筋」。筋肉・関節を強める働きが絶大なのです。よく、「馬肉を食べると精がつく」といいますが、薬膳においても滋養強壮効果が大。とくに肉体疲労時に威力を発揮します。


















