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古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

深夜のお酒が「眠れた気にさせる」ワケ…レム睡眠を遅らせる

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 さらに、アルコールは自律神経にも影響します。心拍数が上がり、汗をかきやすくなり、利尿作用によって夜中にトイレへ行きたくなるケースもあります。また、深い睡眠=ノンレム睡眠も妨げられやすくなります。「寝つきがよくなる」ことと、「ぐっすり眠れる」ことはまったく別です。高齢になるとアルコールの分解に時間がかかるため、その影響はより長く続きます。

 もうひとつ見逃せないのが栄養への影響です。アルコールを飲む機会が多い人では、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1が不足しやすくなることが知られています。

 ビタミンB1は、食べた糖質をエネルギーに変えたり、脳や神経の働きを保ったりするために欠かせない栄養素です。不足すると疲れやすさや集中力の低下につながることもあり、「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」と感じる一因になる場合もあります。

「眠るために飲む」のではなく、「眠れる体を整える」。そのほうが、翌朝の目覚めや日中の集中力は、きっと大きく変わるはずですよ!

【連載】体内時計を壊す食べ方、正す食べ方

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