深夜のお酒が「眠れた気にさせる」ワケ…レム睡眠を遅らせる
さらに、アルコールは自律神経にも影響します。心拍数が上がり、汗をかきやすくなり、利尿作用によって夜中にトイレへ行きたくなるケースもあります。また、深い睡眠=ノンレム睡眠も妨げられやすくなります。「寝つきがよくなる」ことと、「ぐっすり眠れる」ことはまったく別です。高齢になるとアルコールの分解に時間がかかるため、その影響はより長く続きます。
もうひとつ見逃せないのが栄養への影響です。アルコールを飲む機会が多い人では、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1が不足しやすくなることが知られています。
ビタミンB1は、食べた糖質をエネルギーに変えたり、脳や神経の働きを保ったりするために欠かせない栄養素です。不足すると疲れやすさや集中力の低下につながることもあり、「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」と感じる一因になる場合もあります。
「眠るために飲む」のではなく、「眠れる体を整える」。そのほうが、翌朝の目覚めや日中の集中力は、きっと大きく変わるはずですよ!



















